年末年始を自宅のある大阪を中心に過ごしたあと、
子供たちと実家に帰郷しました。
新幹線に乗って東へ。
京都を過ぎたあたりからのどかな風景が広がり、
郷里に近づいていることを感じさせます。
日本的な造りの実家。
玄関の扉を開けると年月を経た木のぬくもりと、
昔から変わらない穏やかな佇まいが
私たちを温かく包み込んでくれます。
到着した日は既に三が日も過ぎていましたが、
新年を祝う彩りがところどころに。
玄関には新年を祝う箱庭。
梅を中心に竹、松、南天、万両。
父が大切に庭で育てている植物たちが
箱庭の中で一堂に会するこの季節。
この時季の箱庭作りは
30年以上続く父の恒例行事であり、
愉しみでもあるようです。
限られた空間にさまざまな要素を詰め込んで
ひとつの世界を作る父の箱庭作り…。
私の小さな頃からの憧れでした。
とりどりの材料を組みあわせて形づくるささやかな創造。
私の嗜好とのリンク。
箱庭を目の前に、
父の血をしっかりと受け継いでいることを感じた
静かなひととき。
最後までお付き合いありがとうございます。
また遊びに来てくださいね♪
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